赤ワインをどのように選んでいますか?赤ワインの品種とおすすめをご紹介♪
ぶどうは黒色系から緑色系のものがあり、赤ワインの色はぶどうの果皮の色に由来しているため黒色系ぶどうから造ります。
白ワインはぶどうを搾った果汁から作るので、多くは緑色系のぶどうから造られますが、黒色系ぶどう(果肉には色素がない)から造られることもあります。
今回は赤ワインの代表的なぶどう品種と特徴とともに、8月9月の記念日にちなんで「ピノ・ノワール」「カベルネ・ソーヴィニヨン」とその他の品種のワインをご紹介いたします。
気になる品種や、お気に入りのワインを探してみてください♪
ぶどう品種
赤ワインに使われるブドウの品種の代表的なものとして以下があります。
カベルネ・ソーヴィニヨン
深みのある濃い色合いと豊かなタンニンが特徴。
メルロー
コクのあるまろやかな風味と口当たりのワインができる。
ピノ・ノワール
カベルネ種よりもタンニンが強くなく、繊細さと力強さを併せ持つ。
ガメイ
タンニンが少ないので、軽快でフルーティなワインができる。
サンジョベーゼ
濃いルビー色で、果実味豊かなワインになる。
カベルネ・フラン
カベルネ・ソーヴィニヨンと似ているものの、より軽やかな味わい。
味の特徴でよく語られている、タンニンとは?
ワインの味わいの構成要素は大きく分けて「甘み」「果実味」「酸味」「渋み」「苦味」の5つとされています。
その中で、ワインを口に含んだときに感じる渋味がタンニンです。
ワインに含まれるアルコールと水以外のほとんどがポリフェノールです。
タンニンは、そのポリフェノール(フラバノール)の一種で、ブドウの果梗、種、果皮に多く含まれています。
発酵中に果皮から赤い色素が、また果皮と種からはタンニンが出てきます。
タンニンの渋味は、香りや風味などの味覚とは違い、口内で感じる触覚と捉えられるようです。 そのため、ワインでタンニンの渋味を表すとき、「シルキーな」「ビロードのような」「ザラついた」のような表現方法が多く用いられます。