
【ROJI日本橋オンライン】栃⽊県益⼦町 ブルーベリーリキュールプロジェクト(2025年4月17日更新)

益子町ブルーベリー摘み取り農園「ブルーベリーと⾥⼭と」ブルーベリー使用、益子の酒蔵「外池(とのいけ)酒造」製造の『益子×益子 ブルーベリーリキュール』を、ROJI日本橋 ONLINE STOREや益子地域のお店を中心に販売するプロジェクト。販売だけでなく、ブルーベリーの栽培からリキュール製造までの過程を、ROJI日本橋 ONLINE STOREから随時発信していきます!リキュールは2025年12月頃完成・販売予定です♪
~ブルーベリー栽培からリキュール製造までの過程(随時更新!)~
「ブルーベリーと⾥⼭と」では、養液栽培を取り入れています。「ブルーベリーと⾥⼭と」2024年~2025年の栽培状況と、「外池(とのいけ)酒造」でのリキュール製造の過程を発信していきます!
【2025年3~4月上旬】花芽調整・ウッドチップ・花粉受粉用ミツバチ設置(2025年4月17日更新)
・花芽調整
3月に入るとほとんどの品種の花芽がつき終わりますので、樹の成長度合いに合わせて花芽の数を調整していきます。樹全体を見つつ、花芽の数や場所を見つつ、より果実に栄養がとどくよう手をいれていく作業をしております。
・ウッドチップ
ブルーベリーの樹が植えられているポットの土の表面にウッドチップを敷き詰めていきます。土の乾燥防止、雑草の抑制、害虫の侵入防止などの効果が期待できます。
・花粉受粉用ミツバチ設置
ブルーベリーのほとんどは他家受粉により結実します。当農園は40品種、1,300本のブルーベリーがあり、それらの花の開花時期は3月下旬から5月初旬頃です。品種によって開花期は違いますが、ひとつの品種で約1週間〜2週間くらい咲いています。その期間に欠かせない助っ人がミツバチです。ミツバチが花から花へ花粉を運んで、受粉が成功すると、花が落ち緑色の実が姿をあらわします。
里山の景色が広がる自然豊かな環境のため、ハチは自然とやってくるのですが、より結実確率を上げるため、地元の養蜂家からセイヨウミツバチを借りて受粉を促しております。セイヨウミツバチに加えて、野生のマルハナバチなど様々な昆虫が近くの山々から受粉作業を手伝いに来てくれるようになり、農園がブンブンと賑やかになります。

【2025年1~3月】剪定(2025年4月17日更新)
・剪定
「ブルーベリーと⾥⼭と」では、ブルーベリーの剪定を夏と冬の年2回行います。
特に冬の剪定作業は次のシーズンの味を決めると言っても過言ではないほど重要な作業になります。
将来こうなって欲しいという理想の樹形をイメージしながら、果実に最大限栄養が届くように整える剪定、不要な枝を落とす剪定、つけたい場所に実をつけさせる剪定など、他にも様々な事を考えながら剪定をしています。1本1本ブルーベリーの樹と向かい合いながら一つ一つ丁寧に剪定をしていくため、夫婦二人で1,300本のブルーベリーの剪定が終わるまでには3〜4ヶ月の時間を要します。ですが、この剪定がブルーベリーの味と樹の成長に大きく影響するため、時間はかかるものの最大限大切にしている育成プロセスです。
【2024年12月】苗定植、システム清掃、圃場清掃、法面の草刈り(2024年12月25日更新)
農園のある栃木県南東部では、11月後半頃からブルーベリーの葉が徐々に秋色に変わりはじめます。品種によっては常緑性の強いものもありますが、概ね深い紅色や鮮やかな朱色など、様々な色づきをみせてくれます。この時期の農園は色彩豊かな美しい色のグラデーションに包まれ、開花や収穫時期とは異なる見応えがあります。
・苗定植
まだまだ小さな2年生苗を少し大きめのポットに植え替えます。2年後にはさらに大きなポットに鉢上げします。今は葉もなくか弱そうな小さな苗ですが、2年後、4年生苗になるとブルーベリーの実をつけられるほどの大きさに成長します。幹が太くなりしっかりと根が張るように、タイミングをみながら剪定(せんてい)などの手入れを行っていきます。

・システム清掃
ブルーベリーに液淝を送っている100本以上の潅水(かんすい)チューブなどを清掃します。潅水チューブ内を綺麗な状態に保つため、1つ1つのホースを水圧で内部洗浄していきます。
※液淝…肥料成分を水に溶かした液体の肥料のこと。注(1) 水溶液のため、作物にすばやく吸収され、すぐに効果が現れます。注(2)
※潅水…植物の生育環境を整える目的で水を与えること。注(3)
注(1) 引用:セイコーエコロジアコラム
注(2) 引用:味の素グループアミノ酸肥料オンライン販売
注(3) 引用:セイコーエコロジア農業用語辞典

・圃場(ほじょう)清掃
衛生的な圃場を保つためオフシーズンも定期的に清掃を行います。害虫などの侵入、繁殖予防も兼ねています。
・法面(のりめん)の草刈り
益子町は、自然豊かな環境のため、農園のあちらこちらに生命力の強い雑草があっという間に生えてきます。
「ブルーベリーと⾥⼭と」は急勾配の法面が多いため、徐草作業は非常に労力がかかり危険です。だからといって除草剤を使うと、根まで枯れて法面の土が崩れ落ちてしまうため、草刈機で地道に草刈りをしていきます。
草刈りは1年を通して定期的に行いますが、秋に成長した雑草が冬の寒さで枯れ込み、新たな雑草の成長も鈍るため、オフシーズンはこの時期に一気に草刈りを行います。
定期的に草刈りをすることで、雑草の種が増えることを防ぎ、観光農園としての景観も保ちます。また年中被害に悩まされるハクビシンやタヌキ、アライグマ、春や秋によく出没するイノシシなどの害獣の侵入を抑えることにもつながります。害獣の隠れ家や通り道にならないよう、できるだけ見通しの良い環境を維持し、害獣にとって居心地の悪い環境を作ります。

【2024年11月中旬】ビニールハウスのビニール剥がし、防鳥ネット撤去(2024年11月27日更新)
・ビニールハウスのビニール剥がし
完熟すると素晴らしい食味になるブルーベリーでも、雨が果実にふれるとすぐに実が割れてしまうデリケートな品種があります。
ブルーベリーと里山とではブルーベリーの実が色づき始めたら、ビニールをはり雨があたらないようにし、剪定方法やポットの配置場所などを工夫して、天候の影響を受けやすい品種が育ちやすくなる環境づくりを心がけて大切に育てています。
ビニールの屋根は、ブルーベリーの実を守るだけでなく、雨の日でもお客様が快適に摘みとりできる利点があります。
ブルーベリーと里山とでは、シーズン中常時15品種前後のブルーベリー狩りを楽しめ、雨の日などどんな天候でもお楽しみいただけます。
ブルーベリー狩りシーズンが終了したら、ビニールは全て剥がします。
強風や雪などでビニールが破損しないようにするためです。
丁寧に畳んで保管し、また来年ブルーベリーの実が色づき始めるころにビニールをはります。
・防鳥ネット撤去
全体の敷地面積が約10,000㎡の大きさの農園ですが、上下の2段に分かれており、上下段ともにブルーベリーが育成されている天井部分には防鳥ネットをつけております。
果実の食べごろをいち早く察知する鳥たちの食害を防止する効果もありますが、何より圃場環境を清潔に保つ上でも非常に役立ちます。
防鳥ネットがあることで、鳥たちの侵入に伴う糞の落下を防ぐことができます。
この防鳥ネットも、ビニールと同様に強風や降雪による破損を防ぐため、冬前には外していきます。
上段と下段の畑にそれぞれつけられた約50m ×40mの大きさの防鳥ネットを、合計4枚、数人で外していきます。
晴れていて、且つ風のない日を狙って作業をします。
【2024年10月末】剪定作業・除草・苗の水やり(2024年11月12日更新)
・剪定作業
今年の夏に実がなり終わった後の枝を中心に、

・除草・苗の水やり
ポットに生えている草取り、苗の水やりを行います。

▼益子焼の産地、益子町はどんなところ?
栃木県益子町は北から連なる八溝山地と関東平野が出会うところに位置しています。四季折々の表情を見せる里地・里山では、陶芸や工芸、農業を中心に、土地の風土に根ざした生業と暮らしが営まれています。
春と秋の陶器市、夏の祇園祭、手筒花火、三大花祭り(ひまわり・菜の花・さくら)など1年を通じて多くの催しがある活気溢れる町です。
≪農業≫
農業は、1年を通して多彩な作物が作られ、美しい田園風景が各地に広がります。ブルーベリーをはじめ、イチゴ・ぶどう・梨・りんごなど果樹栽培も盛んです。
≪陶芸や工芸≫
益子焼きの産地であり、民藝運動の拠点です。陶芸以外でも様々な工芸の作り手が移り住み、ものづくりの文化が暮らしの基礎にあります。

▼益子町ブルーベリー摘み取り農園「ブルーベリーと⾥⼭と」と1937年創業 益子の酒蔵「外池(とのいけ)酒造」について
・益子町ブルーベリー摘み取り農園「ブルーベリーと⾥⼭と」
ブルーベリー摘み取り観光農園「ブルーベリーと⾥⼭と」が、2024 年6⽉、道の駅ましこから⾞で5 分の場所にグランドオープン。
「ブルーベリーと⾥⼭と」は、「休⽇をもっと楽しく」をコンセプトに、お客様が「イマ・ココ」に集中できる時間が増えるよう、摘み取り体験の内容に⼯夫を散りばめられています。(摘み取りを楽しむ以外にも、摘み取りガイドブック、巨⼤なキャンバスでのお絵描き、未来の⾃分に出すレターポスト、⼦供の⽔遊び場など)
農園内には、現在40 種類のブルーベリーが合わせて1300 本あり、6 ⽉から8 ⽉にかけて常時10〜15 種類の多品種があるので、⾷感、⾹り、味わいなど品種ごとの⾷べ⽐べが楽しめます。
【農園概要】
[農園名]ブルーベリーと⾥⼭と
[住所] 〒321-4224 栃⽊県芳賀郡益⼦町本沼453-1(本沼パーキング隣)
[予約・お問い合わせ] WEB:https://blueberry-mashiko.com/
[営業期間] 営業期間6 ⽉-8 ⽉下旬のみ
[定休⽇] ⽊曜・⾦曜
[営業時間]【平⽇・⼟⽇祝】9:00-16:00(ラストオーダー:15:30)
[URL] https://blueberry-mashiko.com/

・1937年創業 益子の酒蔵「外池(とのいけ)酒造」
外池酒造店は1937年(昭和12年)創業。栃木県益子町で清酒「燦爛」「望bo:」を醸造。焼酎「益子の炎」、どぶろく、苺のお酒、化粧品「蔵元美人」シリーズなど、様々な商品も製造し販売しています。
また、国内外のコンテストで最も評価された酒蔵を選ぶ「2019年 世界酒蔵ランキング」では第4位を受賞。海外輸出にも力を入れており、2023年時点で17ヵ国(台湾、香港、韓国、シンガポール、ベトナム、マレーシア、イギリス、オーストリア、フランス、イタリア、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、スペイン、ブラジル)へ出荷しています。
酒蔵には年間数万人が訪れ、観光酒蔵として観光地である益子町を盛り上げています。心温まるおもてなしを心がけ、お客様に日本酒の楽しさ、益子町の魅力を発信しています。
【会社概要】
[会社名]株式会社外池酒造店
[本社連絡先]
〒321-4216 栃木県芳賀郡益子町大字塙333番地1
電話 0285-72-0001 Fax 0285-72-0003
E-mail info@tonoike.jp
[URL] https://tonoike.jp/